お役立ち情報
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サブシジョンとは、真皮内の癒着をほぐし、クレーターを内側から持ち上げることを目的とした施術です。
ニキビ跡のうち、肌が凹んだように見えるクレーターは、新潟周辺でも気にする方が多い症状の一つです。セルフケアでは改善が難しく、美容皮膚科での治療が検討されます。特に、肌が波打つように陥没している状態(陥没瘢痕)は、真皮組織が皮下で癒着していることが主な原因です。こうした陥没したニキビ跡に対して行われる治療が、サブシジョンなのです。
こちらでは、サブシジョンの仕組み、どんなタイプのニキビ跡に適しているのか、施術の流れ、ダウンタイムの目安などを解説します。
まるやま美容クリニックは外科分野に特化し、多岐にわたるお悩みに応える総合型の美容外科・美容皮膚科です。カウンセラーは不在で、医師がカウンセリングから直接対応いたします。
ニキビ跡治療は適応判断が非常に重要です。肌の状態やクレーターの深さ、形状などを細かく診察し、サブシジョンが最適か、あるいはヒアルロン酸注入やその他の治療との組み合わせが最善かを見極めます。術後も、医師が責任を持って継続的にケア・フォローいたします。
院内動線は他の患者様と顔を合わせないようにワンルート構造のため、プライバシーに配慮した環境で治療を受けられます。
新潟エリアで美容外科・美容皮膚科をお探しの際は、まるやま美容クリニックまでお問い合わせください。
ニキビ跡のクレーターは、肌の表面だけでなく、内部の構造変化によって起こります。タイプによって治療法は異なりますが、特に凹凸が目立つ陥没瘢痕に適しているのがサブシジョンです。
深い炎症性ニキビの跡では、真皮(肌の土台となる層)や皮下組織が線維によって周囲と癒着し、肌表面を内側へ引き込みます。サブシジョンは、この癒着した線維を専用器具で丁寧に切り離し、クレーターの底を内側から持ち上げる治療です。引っ張る力が解放されることで、肌の凹みをなめらかに整えていきます。
特に改善が見込まれるのは、比較的広く浅い「ローリング型(波状)」のクレーターです。ボックスカー型やアイスピック型など深いクレーターが混ざる場合は、ヒアルロン酸注入などを併用することもあります。
一方、施術が適さないケースもあります。例えば、活発な炎症性ニキビがある状態では、施術によって炎症を悪化させるおそれがあります。まずはニキビそのものの治療を行い、肌の状態を整えてからサブシジョンを検討します。
事前に施術の流れを知ることで、落ち着いた気持ちで当日を迎えられます。
サブシジョンは、主に以下のステップで進みます。
医師がクレーターの状態や肌質を確認します。サブシジョンの適応や他治療との組み合わせを判断し、効果やリスク、ダウンタイムの説明も行います。
施術部位を清潔にし、凹みをマーキングします。痛みを抑えるため、局所麻酔を施します。
マーキングに沿って専用の針(カニューレ)を挿入し、癒着した線維を切断します。切断した線維の間には、肌が自然に盛り上がるスペースが生まれます。
必要に応じてヒアルロン酸などを注入し、凹みの再発防止や、より自然な仕上がりを目指します。
施術後のトラブルを防ぎ、効果を高めるためにいくつかの注意点があります。
施術では、顔以外の部位に触れる場合があります。動きやすく、肌に負担のかからないゆったりした服装で来院すると安心です。
施術部位のメイクは避け、洗顔やシャワーはクリニックの指示に従います。
麻酔の影響や腫れ・痛みで、通常の感覚と異なる場合があります。運転に支障をきたさないよう、当日は公共交通機関の利用や送迎をおすすめします。
サブシジョンはニキビ跡にアプローチする治療ですが、ダウンタイムやリスクもあります。
施術後に現れやすい症状と期間は以下のとおりです。
針を皮下に挿入する際に、細い血管が傷つくことがあります。範囲や体質によりますが、1~2週間で徐々に薄れていくことが多いです。
施術直後から数日、腫れや浮腫が出ることがあります。通常は数日でピークを迎え、その後、落ち着いていきます。
麻酔が切れた後に、鈍い痛みや違和感を覚えることがあります。処方される痛み止めで対応可能な程度です。
サブシジョンのダウンタイム期間中は、過ごし方にも注意が必要です。
施術直後から数日間、施術部位を優しく冷やすことで、内出血や腫れを抑えやすくなります。
血流が良くなると腫れや内出血が悪化する可能性があるため、当日の飲酒や運動、長時間の入浴は控えましょう。
施術部位を擦るなど、直接的な刺激を与えないようにします。
内出血が長引く、痛みが続くなどの異常があれば、早めに美容皮膚科へ相談しましょう。
