クマ治療の種類について | まるやま美容クリニック | 新潟市中央区万代の美容外科・美容皮膚科

目元にできる「クマ」は、顔全体の印象に大きな影響を与えます。クマがあると、実際には元気でも「疲れて見える」「老けて見える」と言われることが多く、気にされている方も多いのではないでしょうか。特に、目の下に影ができることで、明るい印象から遠ざかってしまい、メイクでも隠しきれない悩みとなることが多いです。

クマの原因は一つではなく、血行不良、皮膚のたるみ、目の下の脂肪の膨らみなど、さまざまな要因が絡んでいます。それぞれの原因に合った治療法を選ぶことで、目元を明るく若々しく見せることが可能です。

当院では、クマの原因をしっかりと見極めた上で、最適な治療法をご提案しています。この記事では、クマ治療の種類とそれぞれの治療法がどのように作用するかを詳しくご紹介していきます。目元に自信を取り戻すための一歩として、ぜひ参考にしてみてください。

クマの種類と原因

クマにはいくつかのタイプがあり、それぞれ原因が異なります。クマの種類に応じて、適切な治療法を選ぶことが大切です。ここでは、代表的な3つのクマの種類とその原因を解説します。

1. 青クマ

青クマは、血行不良や目の下の皮膚が薄いことが原因で起こります。血液がうっ血している状態が目の下の皮膚に透けて見えることで、青や紫っぽい色味のクマが現れます。特に、疲れや睡眠不足が原因となることが多く、疲労やストレスを感じやすい方に見られるクマです。

原因：血行不良、睡眠不足、疲労
改善方法：マッサージや冷え防止、血行を促す治療が効果的です。

2. 茶クマ

茶クマは、皮膚の色素沈着や摩擦によって引き起こされるクマです。目元の皮膚は非常にデリケートで、長年のメイクやアイメイクのこすりすぎが原因で、色素沈着が生じます。これにより、目の下が茶色っぽく見えるのが茶クマです。シミのような見え方をすることも多く、通常のクマとは異なるアプローチが必要です。

原因：色素沈着、摩擦
改善方法：美白ケアや、レーザー治療が有効です。

3. 黒クマ

黒クマは、加齢や目の下のたるみによる影が原因で現れるクマです。年齢とともにまぶたが下がり、目の下の脂肪（眼窩脂肪）が膨らんでくると、影ができて黒っぽく見えます。これは皮膚そのものが黒くなっているのではなく、目元に影ができることによってクマが目立つのです。

原因：加齢、目元のたるみ、脂肪の膨らみ
改善方法：眼窩脂肪の除去や、皮膚のたるみを引き締める治療が効果的です。

当院のクマ治療の種類

当院では、目の下にできるクマの原因に合わせた、さまざまな治療法をご提案しています。特に、脂肪の膨らみによる黒クマやたるみが原因のクマに対しては、効果的な治療法を提供しています。ここでは、当院が行っている代表的なクマ治療の種類を詳しくご紹介します。

1. クマ取り手術（眼窩脂肪除去術、経結膜脱脂法）

クマ取り手術は、目の下にあるクマやたるみの原因となっている眼窩脂肪を除去する手術です。この脂肪が膨らむことで影ができ、クマが目立つようになります。手術では、まぶたの裏側（結膜側）から数ミリ程度の小さな切開を行い、そこから脂肪を取り除きます。

メリット：顔の表面には傷が残らないため、目立たず、自然な仕上がりが期待できます。また、除去した脂肪が再び短期間で増加することは少ないため、長期間にわたって効果が持続します。
適している方：目の下に膨らみがあり、クマが影のように見える方や、加齢による目元のたるみが気になる方に最適です。

2. 切開を伴うクマ取り（下眼瞼除皺術）

皮膚の伸びが顕著な方、あるいは単なる脱脂後に皮膚のたるみが心配な方におすすめです。
下瞼の1~2mm下を切開して、脂肪を除去するのと同時に余分な皮膚も切除します。
皮膚表面を切開するので、ダウンタイムは単なる脱脂のみよりも長くなります。

メリット：皮膚のたるみを同時に除去可能です。
適している方：皮膚のたるみが顕著な方。

3. 脂肪注入によるクマ治療

クマの下に、ティアトラフという目の下の溝が目立つ場合には、脱脂のみを行う場合よりも、脂肪注入やヒアルロン酸注入を併用した方がきれいに仕上がる場合があります。
自身の体から採取した脂肪を目元に注入し、目の下の溝・凹みを埋めます。
脂肪採取に関しては、大腿部から採取することが多いですが、ご希望があれば二の腕や顔でも可能です。

またヒアルロン酸と脂肪注入を比較した場合ですが、完成度（凹付きにくさや、目の下のカーブの綺麗さ、透けて見えないか、など）を考慮すると脂肪注入に軍配が上がります。予算やダウンタイム的な観点であればヒアルロン酸が適しておりますが、目の下の皮膚は薄いので、ヒアルロン酸が透けて青く見えるチンダル現象が起きる可能性があります。
目の下は、涙袋から頬に向かってきれいなカーブ（オージーカーブ）が描けていると綺麗な印象になります。完成度の高いオージーカーブを形成するには、脂肪注入がお勧めです。

4. 裏ハムラ法（経結膜的眼窩脂肪移動術）

眼科脂肪を除去せずに、目の下の溝に移動する手術です。目の下の靭帯を解除・剥離して、その空間に脂肪を移動することにより、眼の下の膨らみと、さらにその下の溝についても同時に治療することができます。この手術も、結膜側から行いますので、皮膚表面に傷は付きません。

クマ治療が必要なサイン

目元のクマは、日常生活で感じる疲れやストレスの影響を受けることが多く、加齢とともにその症状が悪化することもあります。以下のような症状に心当たりがある方は、クマ治療を検討されることをおすすめします。

1. 目の下が膨らんでいる、たるんでいる

目の下に膨らみがあると、その影がクマとして目立ちやすくなります。特に、脂肪の蓄積やたるみが原因で膨らんでいる場合、放置しているとクマがさらに悪化し、顔全体の印象が暗くなってしまうことも。膨らみやたるみが見られる場合は、適切な治療で目元を引き締めることが効果的です。

2. 「疲れて見える」と言われる

「疲れていないのに、周りから疲れているように見える」と言われる場合、クマが影響している可能性があります。クマは目元の印象を大きく左右し、元気な状態でも疲れた印象を与えてしまいます。特に、影が濃く見える黒クマが原因の場合は、クマ取り手術が効果的です。

3. 目元のメイクに時間がかかる

クマを隠すために、毎日コンシーラーやファンデーションで目元をカバーしている場合、それがストレスになっていませんか？クマの治療を受けることで、メイクにかかる時間を短縮でき、素顔でも自信を持てる目元を手に入れることができます。

4. 生まれつき目の下にふくらみがある

生まれつき目の下に脂肪が多いと、その膨らみがクマとして見えることがあります。このような場合、年齢に関係なくクマが目立つことが多いですが、適切な治療を受けることで、目元の印象が大きく改善されます。

クマ治療のリスクと副作用

クマ治療には、以下のようなリスクや副作用が伴うことがありますが、ほとんどの場合は一時的です。

腫れや内出血：術後に一時的な腫れや内出血が生じることがありますが、通常は数日から1週間ほどで治まります。
左右差：まぶたの左右でわずかな差が生じることがありますが、時間とともに目立たなくなります。
結膜浮腫・結膜充血：治療後、一時的に目の粘膜に浮腫や充血が起こることがありますが、こちらも一時的です。

これらのリスクは、適切な術後ケアによって早期に改善することが多いです。詳しくは、術前に医師としっかり相談することをお勧めします。
当院では、良くある合併症から稀な症状まで、医師が直接患者様に説明させて頂いております。他社の事例ですと、患者様に契約してもらうために、都合の悪い合併症は説明していないこともあるようですが、当院の場合は包み隠さず、医師が説明します。

当院のクマ治療の特長

当院では、クマ治療において患者様一人ひとりの状態やご希望に合わせた最適な治療を提供しています。以下に、当院のクマ治療の特長をご紹介します。

1. バランスよく脂肪を除去

目の下のクマの原因となる眼窩脂肪は、個々の患者様ごとに異なります。当院では、脂肪をバランスよく、必要な部分だけを丁寧に除去するため、自然で若々しい目元を実現します。特に、脂肪の分布に合わせて施術を行うことで、患者様それぞれの顔に最適な仕上がりを目指しています。
バランスよく脂肪を取りますので、よく他社様であるように、脂肪を内側・真ん中・外側に分けて、それを何個取ったら～円
という金額設定にはしておりません。
脂肪はいくつ取っても定額です。

2. 痛みが少なくダウンタイムが短い

当院では、細い針や繊細な技術を使用することで、施術中の痛みを最小限に抑えています。また、ダウンタイムも短く、多くの患者様が数日以内に日常生活に戻ることが可能です。忙しい方でも気軽に治療を受けていただけます。

3. すべて院長が担当

当院では、すべてのクマ治療を院長が担当します。経験豊富な医師が患者様の状態をしっかりと把握し、最適な治療法を提供することで、より安心して施術を受けていただけます。
ただし、キャンペーン等の際には、非常勤医師が手術を行う場合がありますが、執刀医については術前に全て患者様に説明します。
いきなり知らない医師が手術だけを行うことは「絶対に」ありません。